2015ワールドシニア空手道選手権大会 マスターズクラス 45歳以上 3位
組手試合の引退も考え、最後になるなら経験としてマスターズの無差別級に出場させていただきました。
一回戦勝つのも大変なトーナメントでしたが、運良く私は勝たせていただくことができました。
このとき「本当に勝たせていただいた!」と心から相手選手に感謝の気持ちが出ました。
勿論、簡単には勝たせてもらえません。
極真祭でもそうでした。初戦から延長戦ばかりで5試合闘っての準優勝でしたから。
今回の準決勝の相手は、若い頃は第7回世界大会の有力選手だったらしいです。
この選手の初戦を見ていましたが、187cmの相手に後ろ回し蹴りで一本勝ち!長い時間ダウンしていました。
その後に勝ち上がった私と準決勝でしたから、恐ろしいです。
準決勝では183cmの相手に接近戦で闘おうと決めてましたが、横蹴りで中に入れて貰えません。
そして開始20秒、中段回し蹴りを捌いた時になんと!私の左手中指が左に曲がってしまいました。
丁度、選手同士が離れるタイミングでしたので技ありは無かったのですが、試合続行中なら技ありです。
すぐに手のサポーターを直すふりをして指を入れ直しました。ポキッと言う感じです。(笑)
実はこの指は和田先輩に二回やられて癖になっています。
だから入れ直す事が出来たのですが、やはり今日は腫れてます。
しかし、この指のトラブルは試合に負けたことには全く関係ありません。ただの笑えるエピソードです。
指まで外す凄い回し蹴りでした。流石、優勝するだけあって全てにおいて強かったです。
この強さを知った私はまた引退を止めることにしました。
世界には壮年と言えどもまだまだ強い選手が居て、私より稽古してるんだと思うと情けない気持ちです。
最後のマスターズではなく、これから始まったマスターズの道として今回の大会を終えます。
闘っていただきました外国人2名の選手、ありがとうございました。
また、天国から安全を見守ってくれている愛犬達にも感謝です。
中崎道場の仲間ありがとうございました。
応援してくださいました他支部の方々、Facebookの友達、皆さまありがとうございました。
まだまだやりますよ!(^o^)/